《バイリンガル子育てvol.2》バイリンガルの話し始め・初めての言葉〜12ヶ月

 

 

こんにちは。えりざです。

 

前回に引き続き、今回もバイリンガル子育てについてです。

前回の記事 では息子さんをバイリンガルに育てるにあたって、我が家で決めていること(家庭内ルールを決めておくのはバイリンガル子育てにおいてすごく大事だと思っています)を書きました。

今回は、じゃあその環境で実際に息子さんはどう育っているのか!?

というところを紹介したいと思います。

現在、息子さんは1歳3ヶ月(アメリカでは15ヶ月って表現します)なのですが、
今日は言葉の話はじめ〜12ヶ月までの様子をご紹介します。

日本語が中心?

英語が中心?

日英ごちゃ混ぜ?

さてどうなっているでしょ〜か?

 

息子さん初めての言葉

 

さて、子どもが生まれて少しすると、だんだん気になってくるのが初めての言葉は何か!?
ということ。

どこの家庭も最初に

「パパ」と言うのか、

「ママ」と言うのか、

はたまた外野から参戦の「ジジ」「ババ」と言うのか、

家族で密かなバトルをくり広げているのではないでしょうか。

そんな中、我が家では

「オバマ」

と言わせようと、必死に息子さんに「オバマ」「オバマ」と来る日も来る日も言い聞かせていました。

が、しかし、やっぱり「オバマ」なんて教え込んでも無理がありますよね。
我が家はテレビもないので「オバマ」とは何ぞや?というのを伝える術もほとんどなく、
ただ、ただ「オバマ」という音を聞かせていただけだったので。。。。

でも、その甲斐あってか、8ヶ月ごろのまだ音遊び(喃語)をしている頃に、少しだけ「オバマ」っぽい音を連発してくれていた時期もあったんですけどね。

 

さて、そんなお遊びは置いといて、(⇦って息子で遊ぶなって感じですよねw)
実際に息子さんが最初に言った言葉は何だったと思いますか?
日本語と英語の両方が飛び交う環境で育つ子の最初の言葉、気になりますよね。

正解は!

「パパ」でもなく、

「ママ」でもなく、

「dada」(英語版パパ)でもなく、

「Mom」(英語版ママ)でもなく、

なんと

「歯!」

でした〜。

というわけで、初めての言葉は日本語です。

でも、一体どうして、感動の初めての言葉が「歯」なの!?
ナゼそれ!?

って感じですよね(笑)

小さいお子さんがいる方には想像がつくかな。。。

そうなんです。
あの人気の絵本シリーズ、「だるまさん」の中の「だるまさんの」。
そこに出てくる「だるまさんの・・・・は」のページから覚えたのです。

 

 

「だるまさんの〜?」
と言うと、

勢いよく自分の歯を指差して

「は!」
(「あ!」に近いですが。。。)
と言うようになったのです。

さらに「だるまさん」の代わりに「(息子さんの名前)さんの〜?」と言っても
やはり自分の歯を勢いよく指差して「歯!」と答えてくれます。

ちょうど自分の歯が生え始めた時期だったので、言葉とそれを意味するものがリンクしやすかったのかな。同じ本の中でも他の「て/手」、「め/目」「け/毛」なんかは1歳3ヶ月の最近になるまで全く出てこなかったので。

ちなみに、初めての言葉、「歯」と言い始めた時期はというと、
息子さんが11ヶ月になってすぐぐらいの頃でした。

 

↑こちらがその「だるまさん」シリーズです。(リンクはAmazonにとびます)
赤ちゃんに「歯」と教え込みたい方にオススメです(笑)

 

息子さん11ヶ月

 

最初の言葉がで始めると、次々と言葉が出てくるようになるんですね。

11ヶ月のころは
「歯」に続いて、自分の名前、というか親が息子さんを常々呼んでいるニックネームである
「だっちゃん」を言う練習を始めました。
はっきり「だっちゃん」とは発音できないので、「だーたん」「だーたん」と連続で独り言のように呟くようになりました。

その他にも、

  • おっぱいの「ぱいぱい」
  • 泣いてる時に「いたい」
  • 「ママ」
  • 「パパ」

らしき発話/発音も聞こえることもあったのですが、
続かなかったのでこの辺はまだ気まぐれだったのかもしれません。

 

息子さん12ヶ月

 

続いて、12ヶ月はというと、、、

「パパ」

「ママ」

をだいぶ言えるようになりました。
二つともほぼ同時期に言い始めた息子ちゃん、なんて両親思いなんだ。

11ヶ月の頃からなんとなく音がで初めていた「パパ」と「ママ」だけど、
12ヶ月になってはっきりとパパをさして「パパ」、ママをさして「ママ」と言うようになりました。

「パパ」と「ママ」は、子どもの初めての言葉としてよく聞くワードだけど、
私が感じたのは、この二つの言葉は判断が難しいな〜ということ。

「パパパパパー」とか「マママママー」とかって、喃語でよく言う音なんです。
だから初めての言葉にもなりやすいのだとは思うんだけど、
一方で、ちゃんとお父さん/お母さんを指して「パパ/ママ」と言っているのか、ただただ発音する練習をしているだけなのか、見分けがつきにくい。

しかも「パパ」を言うのに、「パ」を二つ以上に連呼したり。

なので12ヶ月より少し前から言い始めていた感じはあったのだけど、
確かに「パパ」「ママ」の意味を理解して、それぞれを示す言葉として使っていると感じられたのが12ヶ月に入ってからでした。

 

そして、12ヶ月に入ってはっきりと言い出した言葉がもう1つ。

「だーったん(だっちゃん)」

です。

ベビーサインを導入しているのですが、
息子さんの名前の頭文字「D」のサイン(全指でOを作った状態で人差し指を上げた形。小文字のdの形)を見せながら「だっちゃん」と教えてあげたところ、

鏡に映る自分の姿をみながら自慢げにdのサインを出しながら
「だーたん、だーたん、だーたん」
と楽しそうに連呼したり、

dのサインで自分の胸をトントン叩きながら「だーたん、だーたん、だーたん」と言ったり、
明らかに自分のことを意味して「だーたん」と言い始めました。

自分の呼称(あだ名)の習得が案外早い段階だったことにママ的にびっくり。
たまたま言いやすかったのか、ベビーサイン付きがよかったのか。。。

他の子はどのぐらいで自分の名前/呼称を言えるようになるのでしょうか?


というわけで、息子の話し始め〜12ヶ月までの言葉の発達まとめでした。

ここまでは、

「歯」、「パパ」、「ママ」、「だっちゃん」

と、圧倒的に日本語が優位でしたね。

さて、次回の記事では13ヶ月(1歳1ヶ月)〜15ヶ月(1歳3ヶ月)の言葉の発達を紹介したいと思います。

12ヶ月の途中でインドへのお引越しがあって、
13ヶ月はインドで仮住まいから自分たちのアパートにお引越し、少し落ち着いた頃でした。

さて、インドでの息子さんの言葉の発達はどうなったでしょーか。

お楽しみに!

えりざ