《子連れ飛行機》これで安心!駐在ママの子連れ飛行機対策〜1歳前後編〜
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こんにちは。
今回のポストでは、1歳前後の子どもを連れて飛行機に乗るときのアドバイスを私の経験を元にまとめたいと思います。
初めてでも、初めてでなくとも、子連れ飛行機って緊張しますよね。どんなに準備をしても大丈夫かなと心配になったり。。。
私も息子が0歳の頃から4歳の今まで国際引越しも多く数々のフライトを経験してきました。子どもの成長に合わせてあの手この手で色々と工夫してきた点も、反省点も多々あるので、これから子連れ飛行機を経験するパパ&ママのために、ここにオススメや確認事項、持ち物などまとめていきたいと思います。
今回は【1歳前後】のお子さんを連れる場合を想定しています。ちょうど歩き始める頃の月齢です。
あくまでもうちの子を通しての経験ですので、お子さんによっては色々と違うところも出てくると思います。自分のお子さんのタイプと照らし合わせながら参考にしてみてください。
また、現在のコロナパンデミック以前の経験を主に元にしています。
現在のコロナ禍の状況ではさらに考慮が必要な点も増えていると思うので、これはあくまでベースとして、コロナ対策を加えてみてください。
ぐずりの心配はあまりしなくて大丈夫
乳幼児と飛行機に乗るにあたって一番心配になるのは、赤ちゃんがグズること。そして鳴き声。
私の経験からすると、1歳前後はグズりとその鳴き声はそこまで心配する必要はありませんでした。
まず、1歳前後の赤ちゃんって、イヤイヤ期を乗り越えた身からするとご機嫌斜めになる理由も少なく、そもそも泣くことが少ないです。赤ちゃんのニーズと言ったら、オムツ、お腹すいた、痛いなどの不快感とシンプルなものではないでしょうか。(これがイヤイヤ期以降になるとどうしようもない理由で泣き喚くし、長期戦になりがちです)
オムツもお腹すいたも割と簡単に対処できます。
そして唯一厄介なのが、不快感による泣き。
飛行機という初めての環境ではこれを対処するのがキーとなります。
私の場合は母乳育児だったため、この不快感もほとんど授乳してしまえばOK。
授乳はお腹を満たすだけでなく、赤ちゃんに安心感も与えてくれますね。
たまに母乳には睡眠薬でも入っているのではないか?と思うほど授乳しているだけで目がとろ〜んとなっていきます。
なので、オムツに問題なければ大体授乳していれば飛行機内でのグズリはクリアできました。
飛行機でよく言われる離着陸の気圧による耳の痛みも、その間、授乳しておけば耳抜き効果も発揮されます。
母乳育児してきて良かった!と乳幼児育児の中で一番に思った瞬間がフライトの時と言っても過言ではないほどに、授乳がとっても役立ちます。
ただ、それでも泣いてしまった場合も安心してください。
飛行機ってそのものがとってもうるさいので、夜中の消灯時間中を除いては、赤ちゃんの声は思ったほど気になりません。
ミルク育児の方は、完母だった私には経験がゼロなので、ぜひ、他のミルク育児での飛行経験者のアドバイスを探してみてください。
もしこれから子どもが赤ちゃんのうちに飛行機に乗る予定がある方は、選択肢があるならば母乳という選択肢を残しておくことを強くおすすめします。
うちでは卒乳する2歳まで授乳がかなりライフセーバーになってくれました。
子供の座席にカーシートは利用する?
駐在の引越しの場合、2歳以下の子どもでも座席を1席確保されていることが多いと思います。
子ども分が1席ある場合に悩むのが、カーシート(チャイルドシート)を利用するかどうか。
私たちが飛行機に乗ったのは息子がちょうど1歳になったころでした。
座席クラスはエコノミーですが、駐在引越しでの移動だったので息子分の席も1つ確保されていました。
さて、カーシートを使うかどうか。
私たちは安全面を考慮して、普段使い慣れているカーシートを持ち込み利用することにしました。
我が家のカーシートはベビーカーに取り付けられるタイプなので、新生児の時からずっと車だけでなく、ベビーカーのイス/ベッドとして使い慣れているものです。
以下、私が感じたカーシートを持っていくメリットをまとめてみました。
自前のカーシートのメリット
- とにかく安全!
万が一の事故だけでなく、気流が不安定な時の突然の揺れなどを想定してもカーシートでしっかりと固定しておくと安心、安全です。普通のシートベルトは突然の急降下とかがあった場合に1歳前後の子どもは簡単に抜けてしまうのではないでしょうか。そもそも、ちゃんとシートベルトを止めていられるかもあやしいところ。カーシートがあると確実に固定されているので親が目を離しても大丈夫というメリットもあります。さすがに子どもを置いてトイレには行けないけれど、両親揃って食事に集中したりできますね。 - 慣れない飛行機でも安心感
自前のカーシートは普段から座り慣れているので、慣れない飛行機の中であっても安心感を与えてくれるのではないかなと思いました。(実際のところは息子の気持ちはわかりませんが、、、) - 寝慣れている
普段使っているカーシートはベビーカーの座席としても使っているのでいつもお昼寝をしている場所でもあります。
カーシートで長時間寝かせるのは窮屈そうな気もしなくはないけれども、座席でどうやって寝かせる?という心配を軽減させてくれます。また、子どもが寝ている時もしっかりと固定されるので、座席から落ちるかもしれないという心配もせずに済みます。 - 寝ている状態での移動ができる
飛行機移動の日、子どもがいつどこでお昼寝してしまうかって想定できないですよね。
飛行機に乗る直前に寝てしまった場合や、着陸時に寝ている場合、起こすことなくカーシートごと持ち運べてるのはとても便利です。
搭乗を待つ間に眠くてグズってしまった時はベビーカーに乗せたまましばらくベビーカーを押して歩いて寝かしつけてしまえば、搭乗口でベビーカーだけ預けて、寝ている子どもを乗せたままカーシートを座席に装着してしまえば寝ているうちに離陸できてしまいます。降りる時も同じく、ちょうど寝ている時だったらカーシートに寝かせたまま移動して飛行機おりたところで受け取ったベビーカーに装着すればOK。自前のベビーカーに装着できるタイプだったからこそですが、とても便利でした。寝ていなかったとしても<抱っこして移動→ベビーカーに載せる>よりもカチャっと装着できちゃうのでスムーズです。 - 親と対面で座れる
1歳ぐらいのカーシートはまだ後ろ向きで座らせますよね。
これが隣に座っている親と対面状態になるので、常にお互いに顔がみれて安心だし、遊び安かった気がします。
以上が私が感じたカーシート持ち込みのメリットです。
逆にデメリットは、座席をカーシートに占領されてしまうので、そこで立たせてあげたりそのスペースを使って伸び伸びと遊ばせてあげることができないことでしょうか。カーシートから出してあげている間は親の膝の上などで遊ばせていました。
カーシートの持ち込みを検討する方は、機内に持ち込めるカーシート(チャイルドシート)の規定が定められていますので各自ご確認ください。
もし、2歳以下の子供の座席を確保せず、親の膝の上で座らせて乗る場合、子供は無料で予約が不要と思われる方も多いらしいのですが、子ども分の予約も必要ですのでお忘れなく。料金も無料ではなく大人の1/10など少額かかります。詳しくは各航空会社のサイトでお調べください。(子ども分を予約していないケース、空港カウンターなどでたまに見かけます)
バシネット席が空いていたら、バシネット席予約を
1歳になると飛行機のバシネット(座席前の壁に赤ちゃんの寝るベットが取り付けてもらえるサービス)はサイズオーバーになってしまっている場合もたいがいかもしれませんが、バシネット席が予約できる場合はバシネット席の予約をおススメします。(年齢制限により予約できない航空会社もあります)
子どもの大きさ的にバシネットを寝るのに使えなかったとしても、オモチャやワイプを出しておく荷物置き場として便利です。
子どものものって、さっと手を伸ばして届く場所に置いておけると何かと楽なので。
またバシネット席は前に壁のある席で、足元のスペースが比較的広いです。
歩き始めの子どもや、つかまり立ちで歩く練習をしている子どもにとって親子3席分のそのスペースは少し歩かせたり、遊ばせたりするのに重宝します。普通の席だと通路に出たり、後ろの空きスペースまでわざわざ移動しないといけないので。
服装と着替え
まずは、飛行機に乗る時の服装について。
飛行機は冷房が強く冷え安いので、子どもの機内での寒さ対策に上着や長袖のお洋服を用意するのをお忘れなく。
そして長距離移動の場合は出発地と到着地での気候も異なるので、到着地の気候に適した洋服の準備を、そして脱ぎ着しやすく温度調整しやすい服装にしておくといいです。飛行機内は寝ることも多いので、パジャマやレギンスパンツなど楽な格好がおすすめです。
お母さんは、母乳育児をされている方は普段からもそうしていると思いますが、授乳しやすい格好、そして授乳ケープをお忘れなく。飛行機内は授乳室なんてないので、私は座席でいつも授乳していました。
次に、着替えについて。
とにかく洋服もオムツもこれでもかというぐらい多めがベストです。
そして子どもの着替えはもちろんなのですが、親の着替えを入れるのを忘れないようにしましょう。パパの分もママの分もです。子どもがミルクを戻してしまったり、飲み物をこぼしたり、膝に座らせている時にオムツ漏れしてしまったり。。。
意外なほどに親の着替えも必要になります。親のは簡単な着替えを2セットぐらい入れておくと安心だと思います。
さて、子どもの着替えと替のオムツの数ですが、着替えは長距離フライトだと1、2セットだと運の悪い時はあっというまに使い切ってしまうので、3、4セット、特にズボンは多めに入れていた気がします。(ちょっと記憶が曖昧)
オムツはフライトの時間から計算して替の数を用意しがちですが、お家を出てから飛行機に乗るまでと着陸から家やホテルまでの時間を枚数の計算に入れるのを忘れないようにしましょう。また、フライト中は授乳が多かったり、ミルクやジュースを飲ませる回数も多くなるのでおしっこの回数&量も多くなりがちです。そして、搭乗直前や着陸前などは次にいつオムツ交換できるかわからないのであまり汚れていなくてもオムツを変えるようにしていたので、その分の余分なオムツも必要でした。というわけで、オムツはとにかく普段の量よりも多め、多め、で用意することをおすすめします。
フライト中、枚数が少なくなってくるとかなり不安に襲われます(涙)
あの不安に襲われるぐらいなら、オムツの荷物が増えたって構わないわ。という感じです。
早めのオムツがえはオムツ漏れ対策にも大事ですからね。
大量のワイプとゴミ袋を用意しましょう
子どもが産まれると手放せなくなるのがウェットワイプですよね。
ワイプが必要な時というの大体緊急事態だったり、すぐに欲しいことが多い。それなのに、どこのカバンに入っていたかわからないとガサゴソ探すのは大変!なので、私はワイプは機内持ち込みバック全部の外ポケットに1つはしのばせておき、座席についたら速攻、パパ、ママ、子どもの座席前の冊子などが入っているポケットにそれぞれワイプを設置していました。
パパが必要な時にママがサッと出せるし、逆も然り。
もう一つ大事なのが、ゴミを入れる用の小さい袋。
ワイプなどのゴミを入れるためにはもちろんのこと、汚れた着替えを入れて密閉したり、オムツを捨てる時にも使います。
オムツは臭いが出るので、小さいビニール袋に入れてしっかりと縛ってから、飛行機内のトイレのゴミ箱に捨てていました。
臭いオムツは直接ゴミ箱に捨てるとその後の利用者に迷惑になるので、エチケットとして袋に入れて縛って捨てるのはとっても大事です。
小さなゴミ袋もオムツ変えの回数分+ぐらい持っていきましょう。
機内での食事
機内でのお食事は、航空会社によっては事前に依頼しておくと赤ちゃん用、幼児用、子ども用と用意してくれるところもありますが、それに過度の期待をしては絶対にダメです。子ども用の食事は基本的に持参するつもりでいた方がいいです。
機内食は自分の子どもの口に合わない可能性が高いし、何より食じ時間が子どもと合わないことがほとんど。
一度だけ、着席〜離陸の間に子どもがお腹を空かして泣き喚いてしまいどうしようもないことがありました。。。(涙)
パンか何かいただけるか聞いても、この時間帯はCAさんもバタバタ、その後の食事時間用のものを渡すわけにもいかなかったのか、飲み物しかもらえず困ったことがありました。(この頃は私も子連れ飛行機初心者。。。)
そしてうちの子の場合、離乳食の頃からドロドロの食感の無い食べ物が大嫌いで、飛行機で用意してくれる年齢相応の食べ物はどれも全く食べてくれませんでした。
なので、子どもが普段食べ慣れていて、機内で食べやすい食べ物を持ち込むことをオススメします。
私がこの頃に飛行機に持ち込んで良かった食べ物たち
(参考にアマゾンのURLも載せておきます)
●スティックパン
常温保存ができて、つかみ食べに最適。アンパンマンなどのキャラものならなおさらご機嫌取りにも◎。
●バナナ
栄養満点。食べさせやすい果物で便利。ただ、袋に入れてると黒ずんできたりするのでそれが難点。
●ビスケットやせんべいなどの子ども用スナック
甘く無いものならスナックといえど主食として機能します。
●市販の離乳食
ピュレは液体物になるので航空会社ルールをよく確認してください。そしてお子さんが食べ慣れたものを。
●野菜&果物のピュレパック
アメリカでよくある野菜果物100%ピュレ状のチューっと吸って飲める離乳食パック。一人で食べてくれるし栄養バランスを整えるのに便利です。これも液体なので航空会社のルールを要確認です。冷凍してあれば液体としてカウントされずに持ち込みOKと空港で言われたこともありました。
●ライスパフ&インスタントスープ
飛行機ではお湯がもらえるので、フリーズドドライのスープを薄めに作ってそこにライスパフを入れると立派に食事になります。
そのままあげてもヘルシーなおやつ兼、主食がわりになります。ガジガジ食べれるので、歯がかゆい時期の子にちょうど良いおやつにもなります。
小さいお菓子などは、こぼれ落ちないようになっている下のようなスナックの用の入れ物を入れておくと便利です。
また、航空会社によっては(海外の航空会社はほとんど?)子ども用の食事はあっても幼児の離乳食がないことが多く、
私の経験では、アメリカの航空会社の子どもミールは揚げ物が多いなど、どちらかというと子どもにあまり食べさせたいようなものではなく、塩辛かったです。1度子供用の食事の用意をお願いしてしまった時は、親の食事の方が子どもも食べやすく、結局それを分け与えました。これ以降、アメリカ系の航空会社の場合は子どもミールは頼まず、普通の大人用をお願いしています。
参考にこちらがその時のユナイテッド航空の子供用の食事です。
一方で、スイス航空の子ども用の食事は子供用もバランスよく、塩分も気にならない良い食事でした。
ホイルの下はトマト系のパスタでした。
写真はないのですがJALを利用した時は、離乳食、幼児食、子供用と選べるようになっていてとても便利でした。
ANAの時も離乳食と子供用とで分かれていました。(残念ながらうちの子は年齢相応の離乳食が苦手で困ってしまったのですが。。。汗)
機内での過ごし方
この年齢はまだ昼寝の時間も多かったりと、寝てくれればいい感じに時間が過ぎます。
しかし、映画や幼児番組をまだ集中して見れる年齢でもないしスクリーン時間を与えることを推奨される年齢でもないので子どもを飽きさせない工夫が必要でした。
↓は私が子どもと長時間のフライトを過ごすのに便利だったオモチャや工夫です。
子連れフライト必需品
●お気に入りの歌をスマホに入れておく
これは1歳前後の旅行ですごく重宝した技です。この頃、うちの子はナゼか一休さんの主題歌の「とんちんかんちん一休さん」が大好きで、これをかけると少しぐらいのグズリならばご機嫌に。この頃本当によく聞いていました。もし、お子さんのご機嫌取りに効果的面の歌があったらスマホに入れておくのを忘れないようにしましょう。
●とにかく食べ物
食べ物は時間つぶしに最高です。大人でも暇だとお口寂しくなってしまうものですよね。小さなおやつを小分けにして何度も上げていました。
日本の卵ボーロや、アメリカのパフ菓子などのように指先でつまんで食べるような小さいお菓子は、食べるのに時間がかかるので、時間つぶし兼ご機嫌取りに最適です。ただ、こぼすと悲惨なのでこぼれにくい容器に入れるのをお忘れなく。
●歌や音のでるインタラクティブな絵本
インタラクティブな本は、本の形をしているのでかさばりにくく、それでいて長時間遊んでくれるのでおすすめです。
これに加えて、普段からリピートで読んでも飽きない大好きな本があったらそれも入れましょう。
歌えほんなどは、飛行機の電気がターンダウンしていない時間帯であれば、飛行機自体のノイズもあるのでそこまで音は気にならないと思います。
●暗闇で遊べるプロジェクションおもちゃ
これは飛行機の室内が暗くなるからこそ楽しめるオモチャ。
眠くもない時間に飛行機が暗くなってしまった場合、子どもはグズリかねないけれど、これがあると暗くなったことを楽しみに変えることができて良きです。
●歯固め
忘れがちだけれど、すごく必要だったのが歯固めオモチャ。1歳前後は生えかけの歯があったり、歯固めが必須ですよね。ベビーカーにつけっぱなしにして機内に持ち込むのを忘れてしまった!なんてことがないように、機内で使う用の歯固めを忘れないようにしましょう。
うちの子はこの電動の振動するものが気に入って飛行機でも使っていたと記憶しています。
ただ、電池の入っているものなので、もしかしたらセキュリティを通過するときに鞄から取り出す必要があったり少し面倒かもしれません。
以上が子どもが1歳前後の頃の長時間フライトで機内で使ったものたちです。
とにかく普段の自分の子どもの様子から、泣き止みグッズや、長時間エンゲージするようなオモチャがあったらそれらを持っていくといいです。
寝かしつけ方
うちの子は寝るのが苦手な子なのですが、
この頃の機内での寝かしつけは、だいたい授乳でそのまま寝落ちさせるか、
そろそろ眠いかなというタイミングでエルゴ抱っこ紐に入れてひたすらスクワットや揺らしてあげて寝かせていました。
眠りが深くなってきたタイミングでカーシートに移して、あとはカーシートにお任せで親のフリータイムを謳歌してました。
普段からカーシートで寝るとわりとよく寝てくれるので、ここまでくれば目いっぱい寝てくれました。
ちなみに卒乳、エルゴも卒業した今は、飛行機内での寝かしつけはまずムリで、映画などをみさせながら眠気の限界に達して寝落ちてしまうのをひたすら待つのみの状態です(涙)でもこれは寝るのが苦手/嫌いな子の場合なのでそうでない方はご安心を。
フライトの時間はいつがいい?
今まで0歳〜4歳まで毎年のように長距離フライトを乗ってきて一番楽だったのは夜のフライトです。
夜のフライトはとにかく子どもが長時間寝てくれます。
寝てくれていると、長いフライトをどう飽きさせないでしのぐかという心配もあまりいらないし、おむつ替えも少なくすみます。
ただし、機内が暗く静かになっている時間帯に万が一子どもが泣いてしまうと泣き声が目立つので、それだけは辛いところ。
うちは前にも言いましたが母乳育児だったので、夜泣きで起きたとしても授乳してしまえばまた眠りについてくれるので、楽でした。
とはいえ、1歳前後はまだまだ昼寝も多いので、飛行機に乗る前にしっかり空港で歩き回らせて体力を消耗させてあげれば、日中のフライトでも数時間は寝て過ごせます。(夜ほどではないけれども)
ベビーゲートとPack & playは飛行機の預け荷物で(駐在引越し)
これは駐在での引っ越しの方へのアドバイス、特に到着後はホテル住まいではなく家具付きアパートなどの住宅にすぐに住み始める方へのアドバイスなのですが、自宅で使っていたベビーゲートは飛行機の預け荷物として持っていくと便利です。
そうすると、お引っ越し業者が引っ越し荷物を持って行ってしまった後〜フライトの日までゲートを使い続けることができるし、到着後の新居でも危険そうな場所はすぐにブロックすることができます。うちの子はとにかく危険なことを進んでやってしまう子なのでこれは超重要でした。
布・メッシュのコンパクトになるものだと持ち運びも便利なのですが、私たちが持っていたのはメタル製の頑丈なものだったので、開いた段ボールで挟んでテープで止めてという感じで梱包して、空港では定形外の荷物として預け入れしました。(特に追加料金なしでした)
同じくポータブルのベビーベッドも飛行機の預け荷物で持って行くと、到着先にベビーベッドが無い場合に便利です。
これがあると、まだ子どもの安全対策がされていない到着先のお家でも、中に入れて遊ばせておけば少し目を離して必要な作業をすることができます。
この二つをスーツケースに加えて運ぶのは本当にかさばるのですが、荷物集荷以降の生活と到着後の荷物が届くまでの間の安全性を考えると、飛行機の預け荷物で持っていくことをお勧めします。
ベビーゲートはこういったもの。写真はアマゾンリンクになっています。
折り畳みベッドの参考例。
渡航同意書
もし子連れで飛行機に乗るのが両親揃ってではなく、片親だけの場合「渡航同意書」を携行するのをお忘れなく。
実際に見せるように言われることは少ないですが、聞かれて持っていなかった場合は搭乗拒否される可能性があります。
「渡航同意書」って何?という方はGoogleで検索してみてください。(そのうちブログにも改めてまとめようと思いますが今回は割愛)
以上が、過去の私の1歳児連れで長距離飛行機の経験からのアドバイスです。
お子さん一人一人の性格や好みも違うので、あくまでも参考に、自分のお子さんの状況と照らし合わせてフライト準備に役立てていただければと思います
また、上記の経験談はコロナパンデミック以前のものですので、これにプラスでコロナ対策も加えてください。
この記事を読んでいてわかると思いますが、
子連れフライトは本当に荷物がいっぱいになります。なにせ密室なので、なければ買えばいいやというわけにもいかないし、備えあれば憂なし精神で念には念をと荷物を用意すると後悔少なく済むのでは無いでしょうか。
注)アマゾンリンクはアフィリリンクになっています。