【グローバル家族の帰省の話】海外在住者が日本に帰ったら買っておきたいものー食べ物編

 

前回に引き続き、「グローバル家族の帰省の話」。
今回は日本に帰ったときに買っておきたい物の「食べ物編」です。

食べ物編なので、多いに私の好みが反映されてますが、きっと海外在住者の参考にもなるはず!というわけで、私が日本で買い込んだ品々と、それをわざわざ買ってきた訳を紹介していきたいと思います。

 

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まずはこちらのスーパーで買い込んだ食材から紹介します。

⒈ 美味しい蕎麦と素麺(乾麺)


これは今回初めて買って、大正解!って思った2点。

帰りの空港に向かう直前に入ったスーパーで、たまたま私の実家でいつも買っている妻有そばが売っていたので思わず買い込んだ品です。
はい。私の田舎の名産のお蕎麦です(正確には隣町ですが)。
これ乾麺なのにとっても美味しいんですよ!

DCでも、日本食材店やアジアンスーパーにいけば、もちろん蕎麦も素麺も買えます。が、美味しいのがあるとは限らない!
普通のスーパーにある普通のランクの商品ぐらいしか期待できません。それでいて割高。日本のちょっと良いスーパー(デパート系のスーパーとか)にあるような、選りすぐりの品は到底無いと思った方が良いでしょう。

蕎麦は美味しいものは、本当に美味しい。
頻繁に食べるものでもないので、せっかく食べるなら美味しいのが食べたい!

というわけで、美味しい蕎麦の乾麺、特に好きな銘柄がある方は、日本に帰国した際に買いだめするのをオススメします。乾麺なのでそれなりに日持ちもするので買いだめには最適。

今回はついでに素麺も買ってみました。素麺はとくに好きな銘柄があるわけでないので、定番どころで揖保の糸を。

それから、乾麺といえば、以前は、マルちゃん正麺も定番にしていました。
DCは美味しいラーメン屋さんがないので、美味しいラーメンが食べたくなった時の強い味方になってくれます!ラーメン好きの方はマルちゃん正麺を買うのもお忘れなく!

 

2.だしの素


これもアメリカの日本食材店などで買えるのですが、味の素の「ほんだし」だとか大手メーカーのものが主流だと思われます。我が家はできるだけ化学調味料無添加のものを買うようにしているので、選択肢が豊富な日本で買ってきました。

アメリカでは、化学調味料による健康被害を気にする家庭が多く、健康志向の人向けに化学調味料が使用されていないことを明記している食品も多くあります。特に健康志向の人が多いカリフォルニア出身の我が家の夫も例外なく化学調味料はNG。そして、実際に化学調味料を避けるようになると、たまに化学調味料の入ったものを食べた時に不快な感じがするようになるんですよね。うまみ文化の日本の食品は要注意食品だったりします。

今回は味噌汁用の無添加いりこ出汁にしました。

 

3.クリープ


こんなもの、なんでわざわざ日本から!?って感じもしますよね(笑)

でも、実はパウダータイプのクリープに匹敵するものがアメリカでは見つけられないのです。

トランス脂肪酸の健康への影響を聞くようになってから(アメリカではトランス脂肪酸を含む食品は禁止の方向です)、元来ミルクからできている食べ物は、植物性の代替品ではなく、乳製品のものを買うようにしています。(もちろん、乳性脂肪も取りすぎは良くないのですが。。。)

なので、コーヒーに入れるミルクも日本ではずっとクリープ派。

ところが!
アメリカは粉末タイプの乳製品でできたコーヒークリームが売ってないんです!

アメリカで一般的なのは、植物性の甘みや風味のついたコーヒークリーマーか、Half&Halfという牛乳と生クリームが半分ずつ配合されたミルク。ただ、これだとクリープほどのコクがないので私はHeavy cream(生クリーム)を使っていたのですが、Half&HalfにしろHevy creamにしろミルク/クリームなので、要冷蔵なうえ、持って1週間ぐらい。

コーヒーのために生クリームを常備していると、使い切るためにクリームを使った料理が増えてしまったり、地味に困っていました。
なので、今回はためしに日本のクリープを買ってみたのでした。

ちなみに、アメリカのクリーム類は500ml入りが基本です!wow!

 

4.フリーズドドライのスープ


急に日本の味が恋しくなったときに便利なインスタントスープ。

中でもフリーズドドライのものは具材もしっかり入っていて小腹が減ったときに便利なので買いだめしました。

今回は豚汁を中心に。
豚汁って日本の根菜を揃えるのが大変な上、たくさんの野菜を切るのが手間でなかなか作れないんですよね。。。

ただ、インスタントスープ系はだいたい化学調味料が入っているので要注意。
迷ったあげくに、それでも買ってしまいました。

 

5.わさびチューブ(大)


大きいサイズのわさびチューブが欲しかった。ただそれだけの理由です(笑)

わさびも日本の食材を扱っているお店へ行けば、当然、売っているのですが、このサイズは見たことがない気がします。

ちょうど家のわさびを切らしていたのでついでに買ってきました。特大サイズを。

DCは日常的にお刺身を食べれる環境じゃないので、大きいサイズはそ〜んなに必要でないかもしれませんが、無くてもこまるし、日本の方が断然安いのでね。

 

6.小梅ちゃん


たまに無性に食べたくなるんですよね、小梅ちゃん。

食べ出すと止まらないんですよね、小梅ちゃん。

単なる私の好み以上の何でもありません。
大玉が青梅味になっていたのはちょっと残念でした。

今のところミルキーはこちらの日本食材店でみたのですが、小梅ちゃんは無かったかな。日本の食材店の品揃えはそれなりに良いので、どうしても小梅ちゃんがたべたい!というような欲求がない限り、日本からわざわざ買ってくる必要はそんなにないかもしれません。。。でも小梅ちゃん美味しいんです。

 


7.パック&缶入りの日本のお酒


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こちらだと、ロカールのスーパーで扱っているのは月桂冠の日本酒ぐらい。これを料理酒に使っていたのだけど、それなりに高い!

なので、日本に帰ったついでに、パック入りの日本酒を買おうと思っていたところ、パック&缶入りのお酒の品揃えが意外と良かったので、料理酒はやめて自分用のお酒を買ってきました。

瓶のものも買え無くは無いのですが、万が一割れたときに面倒。アメリカの空港では、預け荷物は放り投げられるのが基本なので、相当丁寧に梱包しないとちょっと危険です。

日本の空港の出国審査後の免税店で買えば?という気もしますよね。

実は、目的地への直行便でない限り、お酒は免税店で買えないのです。。。

アメリカ国内で乗り継ぎがある場合、国際線を乗る前に免税店で買ったものであっても、液体の物は乗り継ぎ時のセキュリティーチェックで没収されてしまいます。香水やローションなどの化粧品も同じく、要注意!

実際、空港の乗り継ぎのときに、目の前で没収されている人を見たことがありますが、免税店で買う物は高級なものが多いので、没収されるのはかなり悲惨。みなさん、本当にお気をつけください〜。

8.和菓子(カステラ&ようかん)

アメリカにいると、たまに無性に餡子が恋しくなるんですよね。和菓子の禁断症状。

我が家では、日本に帰るときは必ず美味しいカステラと羊羹を買うようにしています。親戚などがこちらに来る際も、お土産何が良いか聞かれたら、必ずこの2つ。

カステラは、今回は旅行先の金沢で出会った「烏骨鶏かすていら」。
しかも金沢らしく金粉仕立て。甘さ控えめで、卵の味が引き立つお味で美味しかったです。

ちなみに、我が家のカステラランキングでは、福砂屋が長年ダントツ1位です。

羊羹は日持がするので、和菓子の保存食として最適。餡子の禁断症状がでたときに重宝します。オススメは虎屋の羊羹のようにしっかり練られた硬めのタイプ。
よく日持ちするし、冷凍保存もできます。

今回は、夫の生まれ故郷の名古屋に行った際に、夫の友人家族からお土産にういろうと蒸し栗羊羹をいただきました。名古屋の地元の人オススメの手作りういろうは、観光向けのとは全然違う美味しさでした〜。

 さて、和菓子/餡子の禁断症状になる人はどのぐらいいるのでしょうか?


以上、「海外在住者が日本に帰ったら買っておきたいものー食べ物編」の8選でした!

今回の帰省は、なかなか厳選された良いお買い物ができたと大満足しております。帰省時の買い物は荷物制限との戦いでもあるので、あれもこれもと何でも買うわけにもいかないところも難しいんですよね。

みなさんの帰省時の参考に、はたまた、グローバル家族の視点を楽しんでいただけたなら幸いです。