《DCのおすすめ美術館》フィリップスコレクション

暑い暑い8月も間も無く終わりを迎えますね。
ワシントンDCはそろそろ心地の良い秋の気配が漂ってきています。(夏日の中休みなだけな可能性もありますが。。。)

秋になって涼しくなれば、外出も楽しくなるし、秋と言えば芸術の秋だし、
というわけで今日はワシントンDCにあるオススメの美術館、フィリップスコレクションを紹介したいと思います。

 

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観光で短時間だけワシントンDCに滞在する人は、まずはナショナルギャラリーやスミソニアンの美術館が必見ですが、こちらのフィリップスコレクションは、時間に余裕のある方やDCに長期滞在する方にはゼヒ足を伸ばして訪れてもらいたい美術館です。

フィリップスコレクションのみどころ

 

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フィリップスコレクションはアメリカで最初の現代美術館。
(Modern Artだから近代美術館の方が正しい??)

ここはラフリン製鉄会社の創設者の孫である、ダンカン・フィリップス夫妻が自分たちの趣味で収集した美術作品を1921年に邸宅の一角で公開して始まりました。

個人のコレクションにもかかわらず、ドガやルノワール、セザンヌにゴッホなどなど、超有名な印象派の作品が多数。ピカソの作品までありましたよ。

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フィリップスコレクションの中でも一番の代表作と言われているのが、こちらの、ルノワールの「舟遊びをする人々の昼食 (The Luncheon of the Boating Party)」。
誰もが一度はどこかで目にしたことのある作品ではないでしょうか。

そんな有名な作品に、こんなにも接近してまじまじと鑑賞することができます。
もちろん絵画に触れてはダメですが、アメリカの美術館はたいてい近づいてはいけない規制ラインのようなものはないんです。近づきすぎると美術館員に注意されますが。

ああ、贅沢っ!

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こちらはゴッホの「道路工夫(The Road Menders)」。

また、印象派以外にも、アメリカの有名な現代美術の作品も多く展示されています。

 

邸宅の雰囲気の中でアートを楽しむのがたまらない

 

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フィリップスコレクションは個人の邸宅を美術館として開放したもの。
展示作品が増えたために増築はされているものの、元はフィリップスさんのお家。

そんな邸宅の雰囲気の中でアートを堪能できるのも、この美術館の魅力の一つだと思います。

ナショナルギャラリーとかの大規模な美術館と比べると、こじんまりとした落ち着いた安らぐ空間。お家の壁に飾られた美術品を鑑賞しているような雰囲気のお部屋もあります。

それなのに、見ている作品は超一流の作品ぞろい。

なかなか贅沢な気分にさせてくれます。

そして、とてつもなく広いナショナルギャラリーだと、あれもこれも見たいと思うとちょっとあわただしくなってしまいますが、ここのギャラリーは程よいサイズ感で、ゆっくりと一つ一つを堪能することができます。

2時間ぐらいあれば全部を周れるので、疲れ果てる心配もなし。

さらには、この邸宅自体もとても豪華で、アートと一緒に堪能する価値ありです。
部屋に置いてある椅子もオシャレだし、各部屋にいるスタッフのファッションまで洗練されていて、本当にステキな空間が演出されていました。

 



おしゃれなカフェもついてる

 

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フィリップスコレクションの中にはピエト・モンドリアンの作品を壁に模した、おしゃれな雰囲気のカフェが付いています。

このカフェは、Tryst というアダムスモーガンエリアにあるカフェが運営していて、本店はYelpで4つ星を得ている結構な人気店の様です。

こちらのカフェでは、サンドイッチやサラダ、スープなどの軽食から、アメリカらしいパイなどのスイーツまで取り揃えられています。ドリンクはコーヒー類やお茶はもちろん、ビールやワイン、カクテルまで用意されています。

週末の昼下がりに美術鑑賞した後にここで一杯、優雅なひとときを過ごすのも良さそうですね。

オープンの時間は美術館より短いので、ご注意ください。
詳しくはホームページにて。

メニューを見たい方はこちら 。
http://www.phillipscollection.org/sites/default/files/attachments/tryst-menu-june-2017.pdf

 

ギャラリー情報

 

ホームページ
http://www.phillipscollection.org/

住所
1600 21st Street, NW, Washington DC.

アクセス
Dupont Circle 駅から徒歩3分

電話
202-387-2151

オープン時間
火〜土 10:00  17:00
日曜  12:00 18:30
木曜  17:00 20:30の延長あり。
    (ただし、第1木曜は会員、特別アフター5のチケット保有者のみ。)
料金
《特別展示》(常設展へのアクセスも含む)
大人  $12
学生  $10
シニア $10(62歳以上)
子供  無料(18歳以下)
会員  無料

《常設展のみ》
火〜金  任意の寄付

土日(特別展示のない場合)   
大人  $10
学生  $8
シニア $8(62歳以上)
子供  無料(18歳以下)
会員  無料

《アフター5チケット》
(第1木曜日の5:00-8:30pm)
大人  $12
学生  $10
シニア $10(62歳以上)
子供  無料(18歳以下)
会員  無料
*人気のため事前にチケットを購入することをおすすめします。


 

以上、芸術の秋におすすめの美術館、フィリップスコレクションの紹介でした。
私が行ったのは去年の秋、出産前でした。0歳児の育児に追われていたら、もう既に次の秋を迎えようとしてます。。。今年の秋は何しよう。きっとワシントンDCで過ごす最後の秋になる予定です。(また改めてご報告しますが)

料金や開館時間は変更することなどもあると思うので、訪問する際は念のためホームページでも確認してくださいね。

 

それでは。