《ご報告!》日本育ちインドハーフ、インドに引っ越します!
こんにちは。えりざです。
今日は大きなご報告が!
なんと!
わたくし、インドに引っ越すことになりました!!!!
日本育ちインドハーフ、ついに初めてインドに住みます!
さらに、お引っ越し先は、インドの中でも母の故郷である、ムンバイなんです!
というわけで、今日は「日本育ちのインドハーフがインドに引っ越すことになったよ!」っていう話。
運命なのか、必然なのか、ムンバイ転勤
インドに引っ越すことになった理由は夫の転職&転勤。
転職が決まった当初はどこの国のどこの都市になるかは決まってなくて、ただ海外勤務とだけでした。
転職が決まった当初から私が願うはムンバイ転勤!
ムンバイが転勤先の候補に入っているかすらわかっていなかったのに(笑)
そうしたら、候補地リストに入っているではありませんか!!!
もうこれは運命だー!!
と、それを知ったときには思っちゃいました。
でも他にも候補地があって、必ずしも希望の場所に行ける訳ではないと聞いていたので決まるまではハラハラ。
他の都市だったらここは食べ物が美味しいから良いね~とか、ここは隣国に旅行に行きやすいから楽しそうだね~とか、もしムンバイ以外の都市になってもがっかりしないようにいろんな想像を膨らませてました。
しまいにはタイのバンコクに一番行きたい!なんて浮気心まで出てきちゃう始末(笑)
転勤は夫氏の仕事なので彼の都合もあるけれど、幸いムンバイは夫氏のキャリア的にも魅力的な場所。
私の願いもあったのでムンバイを第一希望に推してくれて、なんと希望通りにムンバイ転居となりました!
彼のキャリアなのに、同じミックスとして自分のルーツの国に住んで見たいという私の希望を理解して、尊重してくれた夫氏には本当に感謝!
ムンバイと私
ムンバイと私の距離感は遠からず、近からずといったとこ。
母の出身地、ムンバイに行くことになったというと必ずし聞かれるのが、
今まで行ったことある?
という質問。
その質問にお答えすると、
ムンバイに行ったことは全部で5回
あります。
初めて行ったのは2歳ぐらいのとき。その時が一番最長で3ヶ月滞在。
次は幼稚園の時の冬休みを利用して。
その後インドにいた祖母がカナダに移住してしまったことを理由に帰省先がインドからカナダになり、インドに行く期間が開くようになってしまいました。
幼稚園の次に行ったのは、なんと中学一年生のとき。
そしてその後は10年も開いてしまい、大学卒業の22歳。
最後に行ったのは、7年前の2010年でした。
大学の1回を除いてはいつも母と一緒の帰省で、祖母がインドにいたときは祖母のところに泊まり、祖母が移住してしまってからは、叔母(母の妹)のところに滞在していました。
なので、インドにいるときはいつも母や親戚と一緒。
一人で出かけるなんてことはまずなくて、
5回も行ったことのある街なのに、自分で街を散策したことが無いから、地理関係だとかはあまりわかっていません。
でも、街の雰囲気も食べ物と大好きで、知ってるお店も少しあって、全く知らない街というよりは、一応馴染みのある街です。
今回はインドにいた叔母家族の移住してしまっているので、家族も親戚もいない状態。
さらに、そこに住むのなんて初めてなので、どうなるのかすごくドキドキです。
一度は住んでみたいルーツの国
夫の転職が決まってから、ずっと転勤先はムンバイがいい!と願っていた私ですが、
ムンバイは昔から一度は住んでみたいと思っていた国でした。
日本で生まれ育った私だけど、ムンバイは母の出身地で私のルーツのある国。
食べ物だとか文化だとか、家の装飾だとかでインドが当たり前に生活の一部にあって、とても身近な国。
もし、「インド料理か日本食かこの先どちらかしか食べれない」と言われたら、
子どもの頃の私なら迷わず「インド料理!」と答えていたでしょう。
(大人になってからは日本食の贅沢を覚えたので、迷っちゃう。。。。笑)
そのぐらい大好きな国で、常に私の生活の一部に存在する国だったから、
「いつか住んでみたい」
「ムンバイに住んでみるってどんな感じだろう」
という思いがずっとありました。
「なんでインドに住んでみたいの?」
って正面切って聞かれるとはっきりした答えはなくて困ってしまうのだけど、
自分のルーツの国で当たり前のように自分の生活の一部にあるのに、住んだこともなくてどこか遠い存在で、ただただ、「住んでみたらどんなだろう」と憧れというか興味がずっとあったんです。
ハーフの人で、自分のルーツの国のどちらかでしか育ったことのない人はこういう風に思う人って多いのではないでしょうか。
おそらく「ハーフあるある」。
「ハーフ」についての超おすすめ映画、
ドキュメンタリー映画「ハーフ」でも、オーストラリアで育った、日本×オーストラリアのハーフの子が自分のルーツの国である日本で生活する経験を取り上げたストーリーがあります。
それをみたときに、私にとっての「インドに住みたい」ってこの子にとっての「日本に住みたい」に似ていて、ハーフの人にとって共通の感覚なのかなと思いました。
ドキュメンタリー映画「ハーフ」に興味のある方は↓にリンクを貼っておきます。
HP:http://hafufilm.com/about/
アマゾンDVD:
アマゾンプライムでも視聴する場合はコチラ→http://amzn.to/2j4eU7X
私はインド人?
自分の育った方ではない自分のルーツの国にいくと、起こりやすいのがアイデンティティクライシス。
今まで私はインド人でもあると思っていたのに、
いざ現地に行くとインド人として受け入れてもらえない!というジレンマ。
上で紹介したドキュメンタリー映画「ハーフ」でも同じようなことが描かれていたと思います。
さて、私はそのジレンマに陥ることになるのでしょうか?
行ってみないとどうかわからないけど、なんとなく大丈夫だろうな〜という自身があります。
それは私が自分を
インドにルーツのある日本人
としてはっきりと自認しているから。
インド人としてインド人に受け入れられたいという期待はあまりしていません。
そりゃ、日本育ちだもん。
インドに住んだこともなければ、インドのことは母を通してしか知らないし
「インドにルーツのある人」
程度に思ってもらえればいいかなと思っています。
実際にムンバイに住んでみてどう感じたかとか、このことについてはまた改めて書きたいなと思っています。
それでは、インドに向けて空港に出発します!
これからインドでの生活もブログに書いていくのでお楽しみに。
ワシントンDCでの生活情報(特に子育て情報)も書きたいと思っているネタがいっぱい溜まっているので、インドに行って落ち着いたら徐々に書いていきたいと思います。
それでは!